供養の仕方

希心會では、自分の父方、母方の代々のご先祖(血縁、婚姻関係等)をひとつにまとめた總戒名(そうかいみょう)を祀(まつ)って、家庭で御経を上げ供養することが基本となります。

① 題目の唱え方

題目は目を閉じずに次のように三回唱えます

南無妙法蓮華経南無妙
(ここで息をつく)
法蓮華経南無妙
(ここで息をつく)
法蓮華経
(ここで終る)

② お経巻の上げ方

朝の供養を基本とします。

タスキを掛け、お数珠を持ち、法座に正対、一礼し、題目を三唱、それからお経巻を上げます。
お経巻は最初の天津祝詞から最後の祈願唱まで、省略せず心をこめ、急がず読誦(どくじゅ)いたします。
お経巻は一品(一章)の終りに必ず題目を三唱して次に移ります。

③ タスキの掛け方

③たすきのかけ方

「希心會」と「氏名」の書いてある方を前にし、
左肩から右脇下に掛けます。





③タスキのしまい方

しまうときは、裏返し、四つ折りにたたみます。


④ お数珠の持ち方

④数珠の持ち方1段

房が三つの方を右手の中指に掛け、左手の中指を房が二つの方に入れます。







④数珠の持ち方2段目

数珠が一回交差していることを確認し、両手を合わせます。





④数珠の持ち方3段目

両手の位置は胸の前あたりにおきます。胸につけないようにします。


⑤ お燈明(ローソク)、お線香の上げ方



總戒名の祀り方の一例


お燈明(ローソク)は通常、1本とし、お線香は3本横に並べて立てます。
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