R8年 第74回開教記念日会長挨拶

 本日は初代会長飯島将吉、清江夫妻により、希心會が開教してから74回の記念の日となります。人間でいえば誕生日であり、その大切な日を今年も祝うことができるということはとても有難いことです。私たちは、毎日当たり前のように日が替わり、月が替わり、年が替わる中で過ごしていますが、天変地変やそれぞれの悪因縁によって健康や生活が脅かされると、はじめて「日々を平穏に迎えれられることは普通のことではないのだ」と感じます。希心會も74年間何事もなく年を重ねてきたわけではなく、多くの先達のたくさんの苦難がありました。そして今、現在に生き、行をしている私たちは、また違った困難の中にいます。

 現代は自然環境的、社会的、経済的に、地球規模、世界規模でとても厳しい時代になっています。我が国の状況も地震、大雪、渇水、山火事といった天変地変はもとより、日々凶悪犯罪が発生し、少子高齢化は全ての分野に渡っての重大問題となっています。国内すべてにおいて当分この状況は続き、それに対応しなければならない時期になっています。だからこそ今私たちは『希心會の立教の大綱』に立ち還り、会員一人ひとりが何をなすべきかを考え、行動する時であると思います。

 元旦の御詞にも「世の荒れ狂いし様有縁無縁の先祖成仏なするには真の法華経にありと各自が心に留めて邁進の行に進み申せ」「希なる希心の文字心に留めて行に現してこそ大なる守護頂戴なするにあり」とありました。私たちは、改めてなぜ先祖供養をする必要があるのかを考え、またその先祖供養によって多くの守護をして頂けることを思い起し、日々の行に邁進して行かねばなりません。皆さん一人ひとりの御守護神の神力を発揮して世を救い、隣人を助け、我が家我が身の守護を頂かなければなりません。
 
 皆さん一人ひとりには必ず御守護神がおられます。生まれたばかりの赤ちゃんから90歳、100歳の人生の先輩に至るまで、それぞれに御守護神はおられます。私は皆さんに希心の法華経を行じ、それぞれの御守護神とその果たすべき使命を得て頂きたいと思います。同時に既に自身の御守護神を頂き、守護神導師となった方には「己の御守護神の使命を覚えていますね?日々その使命を果たしていますね?」と問いかけたい思います。御守護神を頂いた者にとって2月11日は、それらを自分自身に確認する良い機会であると思います。

 さて、私は近年とみに『希心會の立教の大綱』ということを強調しています。なぜならば、過去74年間にわたる大勢の希心會の行者たちが目指してきたもの、行じてきたことを端的に示しているものだからです。その『立教の大綱』をもう少しわかりやすく言うと、たとえば次の様になると思います。
 「お釈迦様の尊い教えである妙法蓮華経に親しみ、それによって自分自身で自分の家の御先祖を供養し、自分だけでなく他の人も救って行くという菩薩行をおこない、その結果として自分や他の人々の家庭の幸福や、日本の国土国家の安泰が成り、最終的には世界平和にもつながって行くことを目指して行じてゆく」
 私たちは『妙法蓮華経』に親しみ、まず自分自身で我が家の御先祖を供養することが大事です。そのやり方は導引き親や各支部の導師から教えて頂けます。そして自分だけが救われればよい、良い功徳を頂ければよいと考えるのではなく、皆さんの廻りにいる悩み、苦しみ、困っている人たちに希心の行を伝えて救って行く、という菩薩行をしてゆくことが求められています。

 本日皆さんとあげた『普賢菩薩勧発品』の中には「この法華経を信じて受入れて保ち続け、声に出して読み、心で深く考え、身につけ、書き写すなどの行をする者は、仏の口から直接教えを受けることと同じだよ」とあったと思います。これはお釈迦様が、希心會の御守護神である普賢菩薩に教えて頂いていることであり、それがそのまま『希心會の立教の大綱』の行につながって行きます。

 希心會の御守護神、各支部の御守護神、そして本日お集まりの皆さん一人ひとりの御守護神に日々御守り頂き、行をさせて頂いていることに感謝し、これからも皆さんの廻りにいる悩んでいる人々に声をかけ、「先祖供養をする仲間」を増やしていって下さい。また次の開教記念日に向けて、皆さんとご家族が善き順序を頂きながら行をして頂けることをお願い申し上げます。合掌

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