令和8年 元旦 会長挨拶
新年明けましておめでとうございます。
昨年末に、全支部より「令和8年に支部として取り組むべき課題」について表明をしてもらいました。多くの支部で「導師をもっと増やしたい、育てたい」という意見がありましたが、そのためには「支部内のコミュニケーションの向上」が大事だ、ということを目標に掲げた支部もありました。
ここで大事なのは、コミュニケーションとは「双方向」ということです。ですから、皆さんの支部で「令和8年はコミュニケーション(お互に意思を伝え合い、理解し合うということ)をしてゆこう」というならば、それは支部長・代表者からの上意下達だけではなく、会員一人ひとりがお互いに理解し合い、支部の発展や目的達成に寄与できるようにしてゆくことが大切と考えて頂きたいと思います。
そして、希心會本部としての「令和8年に行なうべき目標」は次の様に定めました。
「(希心會の縦のつながり、つまり導引き親子の関係を最重要としつつ)支部間、導師間の交流を促進し、各支部のさらなる前進の行が出来るよう支援する(元年と位置付ける)」
これは大変おおきな目標です。希心會は本年の2月11日で開教74年となりますので、74年間の行の経験と蓄積があります。そのため、今すぐに会員全員がその目標に向かって行をすることは簡単ではないと思っていますので、「支援する元年と位置付ける」ということを付加しています。
近年の社会、自然環境、経済、科学技術などの変化は急激でものすごく大きなものとなっています。地球規模の気候の変化、環境の破壊は目を覆うものがあります。このような変化の中でも地球は、人類は、日本は、希心會は維持、継続、発展して行きたいし、発展しなければならないと思います。なぜ維持発展しなければならないのか?それは、そうしないとものごとの終焉が早く訪れ、それぞれの使命が果たせないからです。
それでは、希心會の維持発展には何が必要でしょうか?幸いにも希心會の目的は『立教の大綱』にはっきりと掲げられています。問題は、この急激な時代の変化の中でそれをどのように行ずるか?ということであり、それには何が必要か?ということです。そのための各支部の「取り組むべき課題」であり、本部の「各支部の前進の行を支援する」という目標です。そして各支部の導師は、信者の皆さんを教え導いてくれることを期待されています。
令和8年の干支は「丙午」です。「丙」は火をつかさどる文字であり、太陽のような明るさ、情熱、決断力を象徴し、リーダーシップやエネルギーを意味していると言います。また「午」の字は「午前」「午後」のように時間の区切りにも使われており「交差や転換」を意味するようです。丙午の今年、希心會にも大きな変化があることでしょう。その大きなうねり、荒波を越えて行くことは一人ではできません。全支部、全導師、全会員が相互に話合い、関係しあい、理解し合って、自分の行、導師の行、支部の行を強固にすることが、私たちが必要な変化を受入れ対応し、更に前進する力となります。今年一年、皆さん一人ひとりが「前進の行」をして頂くことをお願い致します。
この「前進」という語句は「すすむ」としてお経巻に一か所だけ、『化城喩品』に出てきます。経文には「導師息み巳んぬと知って 衆を集めて告げて 汝等當に前進むべし 此れは是れ化城ならくのみ 汝今勤め精進し當に共に寶所に至るべしと言わん」とあります。希心會の会員は虚構に惑わされず、導引き我が子を前進させ、真の正しい行に導くことが使命です。
今年も共に歩み、共に前進の行をして行きましょう。 合掌
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